栄養学における、牛乳と植物性ミルクの比較

牛乳と植物性ミルクの間には、栄養学的に重要な違いがあります。大栄養素のレベルでは、牛乳は100mlあたり約3.6gのタンパク質を含んでいます。植物性ミルクの多くはこれよりかなり少なく、例外は豆乳とエンドウ豆で、100mlあたり約3.3gです。
毎日コーヒーにミルクを一杯入れるだけなら、ミルクから大量のタンパク質を摂取することはまずないでしょう。しかし、プロテインスムージーやシリアルなどに植物性の牛乳を使用する場合、タンパク質の摂取量が少ないことが気になるのであれば、タンパク質が豊富な豆乳やピーミルク、できれば無糖のものを選ぶとよいでしょう。
もうひとつの栄養素は、脂肪です。牛乳は他の動物性食品と同様、飽和脂肪酸を含んでいます。脱脂乳や半脱脂乳にはそれほど含まれませんが、植物性の牛乳は飽和脂肪がはるかに少なく、その点では健康的です。
牛乳には、健康な歯と骨に必要なカルシウムとビタミンD、リン、亜鉛、ビタミンB12などの微量栄養素も豊富に含まれています。しかし、一日に一杯の牛乳しか飲まないのであれば、これらのビタミンやミネラルの摂取源にはなりにくいでしょう。
多くの植物性ミルクにも、カルシウム、ヨウ素、ビタミンB12、Dなどの重要な微量栄養素が添加されています。この点に関しては、健康的でバランスのとれた食事を心がける方が、より多くの栄養を摂取することができるかもしれません。また、ビーガンの方が植物性ミルクを選ぶ場合は、ビタミンB12は植物からだけでは摂取しにくいため、そういった食品をたくさん食べる機会がないのであれば、サプリメントで摂取することをおすすめします。











