3. 質の良い睡眠をとるために工夫する

線維筋痛症は、睡眠パターンを乱し、睡眠障害や質の低下を引き起こすことが知られている疾患です。睡眠不足が続くと、疲労感、イライラ、集中力の低下、気分の落ち込みの原因になります。そのような悩みがある場合、この病気の影響である可能性もあります。
また、線維筋痛症に伴う痛みは、眠れないことを意味し、睡眠不足は痛みへの反応を悪化させるという悪循環に陥ることがあります。さらに、線維筋痛症は痛みの閾値を下げることもあり、これによって痛みをより強く感じるようになります。
そのため、質の良い睡眠を十分にとることがとても大切です。良い「睡眠衛生」を実現することは、睡眠の質を向上させることにつながります。つまり、落ち着いて安らげる夜の習慣を身につけることで、脳に「寝る時間ですよ」「スイッチを切りましょう」というシグナルを送るのです。
まずは、週末も含め、毎日同じ時間に就寝・起床することです。そうすることで、体内時計が疲れを感じる時間帯と目覚めを感じる時間帯を一定にすることができます。また、寝る前の1時間くらいは、刺激の強いものを避けるようにしましょう。カフェイン、アルコール、ニコチン、大食い、激しい運動、刺激の強いテレビなどは控えたいところです。また、スマートフォンやタブレット、ノートパソコンの使用も避けましょう。画面から発せられるブルーライトは、脳を昼間の状態に錯覚させてしまいます。











